先の東京ハイパワーのKPC-4Jに続き、タスコのTNC-55の修理。プリント基板には951206表示、およそ29年前の製品、これも電源が入りません。
蓋を開けて見るとびっくり‼️先人の修理の後があちこちに見られます。
電源周辺の回路を追ううち、両面実装の基盤なので裏側も見なくてはならず、ケースを分解し基盤を取り出す状況になってしまいました(T ^ T)
DC電源コネクタ不良と診断、基盤からの取り外しに苦戦しながら直付けで電源ケーブルをはんだ付けするも動きません。ひとしきり悩んでふと気がついたのは、DC電源コネクタ取付部の基盤がスルーホールになっていないのではという疑問。
DC電源コネクタは+ーの取付端子が長く、基盤両面にはんだ付けすることでスルーホールの役割を果たしていたのです。(ここまでコストダウン徹底しなくてもいいのでは〜)
悪戦苦闘2日がかりの修理、無事動き苦労が報われました。
この時代のTNCになるとほとんどがチップ部品、アマチュアにはハードルが高いにも関わらず修理に修理を繰り返し使い続けた先人OMたちにエールを送ります。
↓直付DC電源ワイヤーは基盤両面にはんだ付けが必要

↓過去の修理の跡があちこちに

↓現役復帰
