ネット経由で操作ができる同軸切替器はいくつか存在しますが、1200MHzまで使えるものは見つけられません。
2GHzまで使用できる同軸リレーCX600Nを斉藤電気商会で求め、ネットワーク経由でDC12VをON・OFFできるようにして運用していました。
最近、同様の機能を持つNATECのRNS112Nを見つけ早々に試してみました。
操作はWebブラウザーで行うので、ソフトのインストールは不要です。
ネットにつなぎ電源を入れればIPアドレスをGetしてすぐに使えるはずですが〜 ネットワークにつながりません、もう一台も同じ症状。
NATECに電話して解決しましたが、原因はスイッチングHUB(NETGEAR )、機能の高いHUB経由ではつながらないケースがあるそうです。バッファローの4ポートHUBを経由すると正常に動作しました。HUBの選択に注意が必要です!
1200MHzと430MHzの八木とGPを切替えるので、2台を組み合わせて使います。この場合、IPアドレスは固定で使います(DHCPで混乱しない為)
又、電源は今風でUSB-Cとなっていますが、私にとっては面倒です。仕方なく、DC12Vを5Vに降圧し(部品はジャンク箱から調達)、USB-Cで電源供給しました。
実装で苦労したのは同軸切替器の固定方法、悩んだ末簡易なクランプに落ち着きました。又、切換器を取付けた木製ボードは硬い同軸ケーブルが集中するのでこれまた設置方法に悩みました。自立は難しいと判断、棚に紐で吊るしました。見栄えは今ひとつですが一応形になりました。
都市部の住宅街では無線のアンテナ設置は困難です。そのような中で無線機のリモート運用機能は進化しましたが、アンテナ関係の装置はなかなか進化が見られません。NATECにエールを送ります。
↓自作で使用していた同軸リレー、部品箱でお休みです

↓とりあえず仮設!板はストックしておいた端材!
