Youtubeで紹介されていたアンテナ切替器、目に留まったのは本体ではなくコントローラの改造でした。ESP32を使ってネットワーク経由でWebブラウザ操作を可能にする記事です。githubでプログラムが公開されています。
頭に浮かんだのは現在使用中のHF帯アンテナ切替器のコンローラーを上記コントローラーに交換出来ないかです。ジャンク箱の手持ち部品を使って実現しそうです。
ジャンク箱のESP32(ESP-WROOM-32D) はすでに生産中止のモデルですが利用可と判断、開発環境を整えテストしてみました。
再現性の高い記事ですが、私にとっていくつかのハードルがあったので課題を書いておきます。
▫️ESP32開発環境 Arduino IDE
・独自ライブラリの追加：ESP32-Antenna-Switch Cプログラムの冒頭に
#include <ESPAsyncWebServer.h>
#include <Async.TCP.h>
の記述がある。githubから.zip形式のライブラリをそれぞれダウンロードして追加する必要がある
・ESP32のUSB COMドライバー：Silicon labs CP210x USB to URT Bridgeが正常にインストールされない（OSはWindows１１）
メーカーサイトより最新のドライバーインストールで解決
ESP32コントローラーはうまく動作したので、今後、リレーを接続して実働システムを完成させたい。
↓右のコントローラーの改造記事が実験のきっかけ、オリジナルはロータリーSW
↓GPIO出力のLEDでプログラムの動作確認
↓コントローラーのブラウザ画面、緑がアクティブアンテナを示す
