無線機用安定化電源GZD-4000の冷却ファンの音がうるさいので低減を考えました。負荷がかかり内部の温度が設定値に上昇したらファンが回る設計が良いのですが、この機種はファンは常時回っています。コストをかけずに最大負荷(12V 35A)での風量を考慮した設計なのでしょうが、そこまでの使い方をしないので風量を下げても支障はないと考えました。
メーカー製品を分解すると保証対象を外れますが、そのような心配をする製品でもありません。
交換用に求めたファンは山洋電気製(三洋ではない)80mmサイズで超静音が特徴のタイプ。サイズを合わせていたので15分ほどの作業で終了。交換のポイントは既存のファン用の電源配線をそのまま生かし、交換FAN本体に接続する交換方法です。
交換用に用意したFANには赤・黒・黄の3本のコードが出ていますが、ハンダ付けを全て外し赤・黒コードの場所に既存の電源配線をつなぎます。期待通り、音も許容範囲に収まりました。
この機種のもう一つの不満はターミナルの頭が外れないのでY型端子での接続を強いられる事。さらに加えると、ターミナルの頭にヒビが入ってしまいました。今後の改良を期待したい点です。
自分なりの経験で、安定化電源での接続トラブルを避ける為、接続は丸型圧着端子かAnderson Powerpoleと決めています。国産メーカーでパワーポールを持つものは無いので、海外メカーのPowerwerx製品を使うことが多くなりました。
↓静音をうたう交換用ファン

↓ハンダ付けはラベルを剥がした場所に

↓端子にヒビ、これも交換?・・・
