ウイルスバスターが突然?使えなくなりました。どうも使っているOS Mojave(10.14.x)には対応しなくなったようです。調べてみると対応はMacOS 13.X以降でした。
私にとってOSのバージョンアップは特に必要もなく、放っておいたのが原因なのですが、2013年に購入したMacBook Pro(A1502)にはMacOS 13.X以降はインストール出来ないことが分かりました。
性能に不足はありませんが、このまま使うには不安があるので対策を調べてみたら裏技がありました。
OpenCore legacy Patcher(OCLP)を使って古いMacに最新macOS Sequoiaがインストール出来ました。細かいことは抜きにして快適に最新OSが使えウイルスバスターも継続して使えています。
OCLPとは古いMacのブートローダーを最新のmacOS Sequoiaが起動可能なブートローダーに置換え、さらに古いMacでも最新OSが動作するようなパッチを当てるものです。
参考にしたページのリンクはこちら、とても丁寧に書かれており皆様にも役立つと思います。
ここでは私なりの忘備録として記載します。(トラブル対応の為のバックアップ等は除く)
0.32GB以上のUSBメモリを準備します
ディスクユーティリティーを使ってフォーマットする
Mac OS拡張(ジャーナリング) / GUID パーティーションマップ
1.OCLPの最新版をダウンロード
少し下にAssetsと書かれた項目がありその中にOpenCore-Patcer.pkgという表記があ
るので、そこをクリック
2.ダウンロードしたパッケージを開くとOCLPインストラーが起動するのでインストールする
3.OCLP Appを起動、メニューのBuild and install OpenCoreをクリック
ディスクにOpenCoreをインストール
続いてEFIパーティションの選択画面が出るが、選択は1つなのでそれを選択
4.Rebootをクリックして再起動する
Sequoiaを実行するにはMacをOpenCore経由で起動する必要がある
起動する時Optionキーを押しぱなしにして、スタートアップマネージャーが起動
したらEFI Bootを選択する
OpenCoreブートピッカーでも既存OSが起動できます
5.SequoiaのダウンロードとUSBインストラーの作成
OCLP appを起動しCreate macOS Installerをクリック
ダイアログが表示されたらDownload macOS installerを選択
現在ダウンロード可能なOSが表示されるのでmacOS Sequoia 15.Xを選択しダウン
ロード
ダウンロードが終了すると、macOSインストーラーを作成するか聞かれるのでYesを
クリック。インストラーをUSBメモリに書き込む
続いてUSBメモリにOpenCoreをインストールするか聞かれるのでYesをクリック
(これによりUSB起動でリカバリーが可能になる。しかしながら今はUSBメモリの
OpenCoreから起動する必要はない)
6.Sequoiaをインストール
Macを再起動し、OpenCoreブートピッカーが表示されたらiInstall MacOS Sequoia
を選択
インストール先のディスクを選択
(私の場合はBootCampのWindows7のボリュームが残っていたので、Windowsを
残すことを諦め、そのボリュームにクリーンインストールした)
7.自動アップデートの設定をOFFに
OCLP を使ってSequoiaを動かしているので通常のアップデートを行うと起動できな
くなってしまう。<App Storeからのアプリケーションアップデートをインストール>以
外は止める
※Sequoiaの自動アップデートをOFFにしたので、アップデートには一手間かかる
USBメモリに最新バージョンのOSのインストラーを作成して上書きインストールする
(この方法ではルートパッチはリセットされないので特別に意識する必要はない)