現在使用しているアンテナ切替器のコントローラー交換に先立ち、本体の一部故障箇所の修理を決めました。4つの切替ポートのうち1つが故障(運用上3ポートでも問題はないのですが・・・)
回路はシンプルなはずですが、耐キロワット設計のためリレーが並列になっていて、その配置が他のポートのリレーと組みになっていたりしてチェックに手こずりました。
当初リレーの不具合と思って部品を用意しましたが、調査を進めて行くとリレーのコイルに電流が流れていない動き、コイルの両端に並列に接続されたスパイク吸収用のダイオードが短絡しています。ダイオードには48?らしき数字が読み取れますが仕様は分かりません。
症状からこれが原因と推測し、ジャンク箱あった汎用のダイオード1N4148にとりあえず交換。一応動作させる事が出来ました。
この切替器CXS-4Aはキロワットユーザには有名な相模エンジニアリングの逸品。需要が少ないマイナーな製品ですが、信頼度が高く強い支持を得ていました。流石にプロの製品、内部を眺めていてもうなずくばかりです。
相模エンジニアリングは社長さんの逝去ですでに廃業。製品はもう手に入りませんし、ヤフオクでも滅多に見かけません。大切にして長く現役で働いてもらいます。だいぶ前にハムフェアーで社長さんと熱くお話した事を思い出しました。
↓オリジナル コントローラーと本体

↓部品交換で一応修理完了?

↓オリジナルのコントローラと交換予定の自作コントローラーのイメージ、ネットワークコントロール可能にします(ケースは3Dプリンターで制作予定)
