Langstone/Portsdown

 SDR技術を活用したマイクロ波トランシーバーおよびDATV送信機
英国の The British Amateur Television Club (BATC) のホームページで詳細が紹介されている。ハードウェアは Raspberry Pi4 と Adalm Pluto で構成されるが、2025年後半 Raspberry Pi 5 のシステムが公開との噂がある。

SDR技術の驚くほどの進歩によって、無線機自作のハードルが驚くほど下がりました。
しかしながら電子回路をソフトウェアで実現するプログラムには高度な数学の理解が必須であり、素人には難解です。フーリエ解析、複素数、微分積分、三角関数、指数関数、対数関数などなどすっかり忘れてしまった知識の復活が必要です。


ソフト部分は先達の資産を使わせていただく事にすれば、残りはコンピューターと高周波回路となります。これも既存のRaspberry Pi、Pluto、LimeSDRなどの利用で手の届く世界に。
それでも実用レベルの無線機の出力を求めると、高周波の知識は必須となります。

私の挑戦は、まず市販無線機の無いマイクロ波の分野から、1.2G・2.4G・5.6G・10G・24G、オールモードに加えDATVも。
HF帯は1.2G無線機にダウンコンバーターで実現する計画。
今後の趣味の無線は断捨離し、HF〜24Gまで自作機で楽しもうと思っている。

これからLangstone/Portsdownによる無線機制作の過程を記録してゆく。皆様の役にたつことを願いつつ。